周囲にはビルが建ち並んでいるもので、それほど高くないものかな、と個人的に何となく思っていたのですが、高さはちょうど100メートルあるそうです。内藤多仲が設計したタワーの中でも東京タワーより早く造られたもので、竣工50周年を迎えた2007年に国文化財に登録されました。古き良き昭和の時代性を色濃く反映したタワーデザインに、少なからず親しみを覚えます。
多の観光地でも同じようなタワー建築が建てられましたが、数度の好景気あるいは不景気の中での老朽化に伴って次々と取り壊されました。別府タワーの例外ではなく、経営母体の交代などで何度も取り壊しの危機に遭いましたが、多くの方々の愛着によって現在も見ることが出来ます。(c.)
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