近代化産業遺産 総合リスト


 
建物紹介例
<写真がここに入ります。(下は例)> 現在の建物名称(昔の建物名称)
住所(移設の場合、旧所在地) 建築年代
構造/階層 設計者/施工者
文化財指定・顕彰(ある場合)/撮影日/所有状況/
使用状況(建造当時の用途)
建物説明をくどくどと。(文末に参考文献ナンバー)

札幌市中央区(北大植物園)編

北海道大学植物園旧博物館本館(開拓使札幌博物場)
札幌市中央区北三条西九丁目 明治15年(1882)
木造/2階建 開拓使工業局営繕課/不詳
国指定重要文化財/05.4/北海道大学/教育施設(同左)
 日本における下見板張建築発祥の地である北海道にふさわしい建物であると言えるでしょう。特に当初より展覧を目的とした施設なだけに内部空間も施設展示に供しやすいよう広くとられており、更に年月を重ねた分、過ごしていてほっとするような建物に成長しています。
 施設内建物群所属の正式名称は「北海道大学北方生物圏フィールド科学センター植物園」となっていますが、当リスト内では、現名称含め北海道大学植物園と表記しています。ご了承下さい。(44.)

北海道大学植物園倉庫(同左)
札幌市中央区北三条西九丁目 明治17年(1884)
木造/平屋建 不詳/不詳
国指定重要文化財/05.4/北海道大学/教育施設(同左)







 (44.)

北海道大学植物園バチェラー記念館(バチェラー邸)
札幌市中央区北三条西九丁目 明治31年(1898)
木造/2階建 不詳/伊藤組
国登録有形文化財/05.4/北海道大学/教育施設(住居)







 (44.)

北海道大学植物園宮部金吾記念館(札幌農学校動植物学教室)
札幌市中央区北三条西八丁目 明治34年(1901)
木造/2階建 中條精一郎/阿部幣治
国登録有形文化財/05.4/北海道大学/教育施設(同左)







 (44.) 

北海道大学植物園旧事務室(同左)
札幌市中央区北三条西九丁目 明治35年(1902)
木造/平屋建 中條精一郎/森田宇吉郎
国指定重要文化財/05.4/北海道大学/教育施設(同左)







 (44.)

北海道大学植物園便所(同左)
札幌市中央区北三条西九丁目 明治36年(1903)
木造/平屋建 文部省会計課建築掛札幌出張所/不詳
国指定重要文化財/05.4/北海道大学/教育施設(同左)







 (44.)

北海道大学植物園旧門衛所(東北帝国大学農科大学植物園門番所)
札幌市中央区北二条西八丁目 明治44年(1911)
木造/平屋建 文部大臣官房建築課札幌出張所/新開新太郎
国指定重要文化財/05.4/北海道大学/教育施設(同左)
 縦板張と下見板張、さらにハーフティンバーをも織り交ぜた、実に派手な門衛所です。切妻部分に取り付けられたバルーンフレーム風の軒飾りなどは実に優美で、門衛所単体で国重要文化財となるのも、頷ける話かと思います。
 八角形の受付部分は、近代ならではのスタイルと言えるでしょう。現代の合理的な造形にもそれなりの美しさがあるのですが、何故かこのような造形により親しみがわくのは、何故でしょうか。(44.) 

北海道大学植物園鳥舎(同左)
札幌市中央区北三条西九丁目 大正13年(1924)
木造/平屋建 不詳/不詳
国指定重要文化財/05.4/北海道大学/教育施設(同左)







 (44.) 


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