近代化産業遺産 総合リスト |
<写真1がここに入ります。(下は例)> | 現在の建物名称(昔の建物名称) | |||
住所(移設の場合、旧所在地) | 建築年代 | |||
構造/階層 | 設計者/施工者 | |||
文化財指定・顕彰(ある場合)/撮影日/所有状況/ 使用状況(建造当時の用途) |
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建物説明(文末に参考文献ナンバー) |
出光美術館(出光商会資材備蓄庫) | ||||
門司区東港町2−3 | 大正期か | |||
不明/平屋建 | 不詳/不詳 | |||
市都市景観賞/01.3/出光興産/美術館(倉庫) | ||||
正直に言ってしまうと、取り分けて印象もない普通の古い倉庫です。この建物が脚光を浴びたのは、倉庫再活用の代表として、またそこに出光美術館が入居したことにあるでしょう。 改装後の外観は以前とそれほど変わらないものですが、内部は美術館として実に素晴らしいものへと変貌しました。半分解体され改装中ですが、施設自体も出光美術館の魅力のひとつとして、門司の文化に貢献することは間違いありません。(23.41.出光美術館ウェブサイト.) |
関門海峡らいぶ館(三井物産門司支店→JR九州第一庁舎) | ||||
門司区西海岸一丁目6−2 | 昭和12年(1937) | |||
鉄筋コンクリート造/6階建 | 松田軍平/清水組 | |||
/01.3/JR九州/用途未定(事務所) | ||||
竣工当時は九州で最も高いビルだったとのこと。現在は周りに大きなビルが次々とできあがっており、当時の偉容を想像するほか無いですが、今でも大きなビルである事に変わりはありません。階高こそ違えど、アメリカ摩天楼建築の雰囲気をそこかしこに漂わせています。天井高もあり、その当時の商社が門司をどれほど重視していたのかがよくわかります。 その後長い間国鉄総局、そしてJR九州本社として用いられてきましたが、JR九州の福岡移転に伴い長らく用途未定が続いていましたが、ようやく1・2階部分が活用され、2011年よりオープンしました。現在の状況は必ずしも良いものとは言えませんが、建物自体は余裕を持った構造ですので、状況が変われば上層階の再利用の方法はいくらでもあるように感じます。(4.5.8.関門海峡らいぶ館ウェブサイト.) |