近代化産業遺産 総合リスト |
<写真がここに入ります。(下は例)> | 現在の建物名称(昔の建物名称) | |||
住所(移設の場合、旧所在地) | 建築年代 | |||
構造/階層 | 設計者/施工者 | |||
文化財指定・顕彰(ある場合)/撮影日/所有状況/ 使用状況(建造当時の用途) |
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建物説明。(文末に参考文献ナンバー) |
旧三井三池炭鉱勝立坑第二竪坑櫓基礎(同左) | ||||
大牟田市新勝立町四丁目 | 明治28年(1895) | |||
煉瓦造竪坑台座 | 不詳/不詳 | |||
/08.3/不明/放置(鉱業施設) | ||||
閉塞された煉瓦のアーチを見れば、さすがにかなり古い構造物だな、と容易に類推がつきそうな、退色感の強い炭鉱遺跡。明治20年代と聞けばなるほどと唸るほかありません。歴史ある大牟田の炭鉱遺跡群の中でもかなりの年代物と言えます。 基礎部分の煉瓦構造は明治期、上部に付けられたコンクリート部分は戦後の一時期に再稼働した際に作られたのではないかと考えられます。(聞き取り.大牟田・荒尾炭鉱のまちファンクラブウェブサイト.) |
旧長崎税関三池支署(同左) | ||||
大牟田市新港町 | 明治41年(1908) | |||
木造/平屋建 | 不詳/不詳 | |||
/05.11/日本コークス工業/事務施設(同左) | ||||
工場内に取り残された近代化遺産。税関業務を執り行う支署として建設されたもので、三池港の完成とともに建設されました。ここ福岡県は税関の管轄区域が二つに分かれており、有明海区域は長崎税関、それ以外の区域は門司税関の管轄となっています。この建物は長崎税関の支署であったわけです。 税関支所の新築移転によって、この建物は三井鉱山の関連施設として使用されているようです。実際のところは、どうなのでしょうか。所々打ち付け板は剥げているようですし、屋根も波打っています。今後の動向がかなり心配です。(大牟田の近代化遺産サイト.) |