近代化産業遺産 総合リスト |
<写真がここに入ります。(下は例)> |
現在の建物名称(昔の建物名称) | |||
住所(移設の場合、旧所在地) | 建築年代 | |||
構造/階層 | 設計者/施工者 | |||
文化財指定・顕彰(ある場合)/撮影日/所有状況/ 使用状況(建造当時の用途) |
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建物説明。(文末に参考文献ナンバー) |
青い理髪館・喫茶店「工房モモ」(小林理髪館) | ||||
島原市上の町 | 大正12年(1923) | |||
木造/2階建 | 不詳/不詳 | |||
国登録有形文化財/05.11/民間/商業施設(同左) | ||||
古くから営業されていた理髪店を観光施設として再活用した例。内部は和小屋組を採用しており、やはりここにも和洋折衷の玄妙さを感じます。内部は理髪館時代の調度品をほぼそのままに遺し、喫茶店を営業しています。 一番凄いところは、商店街のバックアップのもと民間が営業している事ではないでしょうか。観光施設の管理運営に関しては、概ねどこも行政が主体となり、やたら改装が目立つパターンも多い中、こちらは当時の雰囲気を留めていてとても心地よい空間でした。(55.公式ウェブサイト.) |
島原市立第三小学校(島原第三尋常高等小学校) | ||||
島原市広馬場町7758 | 昭和3年(1928) | |||
鉄筋コンクリート造/3階建 | 不詳/不詳 | |||
2011年9月解体/11.3/島原市/教育施設 | ||||
島原に遺っていた瀟洒な小学校建築。角地に玄関を設ける形式は、ここ島原ではかなり珍しく、高台に建てられた立地による制約があってのことかもしれません。 もうすぐ解体されるという話を伺ってはいたのですが、まさか自分が訪れたすぐ後になくなってしまうとは思いもよらず、、無理にでも内部見学を申し込んでおけば良かったです。公共建築は一部地域住民を除いては建築関係の人間に伝えられることなく、突如解体されます。せめて調査なり公開見学会などあってくれれば、と悔やまずにはいられません。 (28.島原市立第三小学校育友会ウェブサイト.) |